戸籍証明書(戸籍謄本、抄本、附票)がコンビニで取得できる
これまで市区町村の役所でしか取得できなかった戸籍証明書が、現在ではコンビニエンスストアでも取得できるようになりました。従来、住民票や印鑑証明書などは取得できましたが、戸籍抄本、謄本の取得も可能になりました。(除籍謄本、改正原戸籍は不可)
マルチコピー機、キオスク端末というコンビニにある多機能コピー機を利用したことがある方も多いと思います。マイナンバーカードかスマホ用電子証明書を利用して従来通りの住民票や印鑑証明書と同じ方法で取得できます。
自治体によってはコンビニ交付で取得できない場合があるので注意
現在のサービス提供市区町村 1291市区町村(2024年07月22日現在)
(https://www.lg-waps.go.jp/index.html コンビニ交付 より)
日本の市町村数は総務省によると1,718市町村(市 792 町 743 村 183)になり、427市町村が利用できない様です。ご自身の住んでいる市町村がコンビニ交付が利用できるかどうかは コンビニ交付 ご利用できる市町村 で確認できます。
1.取得に必要なもの 手数料
コンビニで戸籍を取得するには、以下のものが必要です:
マイナンバーカード
マイナンバーカードの暗証番号(4桁)
手数料(自治体によって異なる)概ね450円ほど
2.利用方法 利用可能時間
以下の手順でコンビニで戸籍を取得できます:
マルチコピー機の「行政サービス」を選択
1「戸籍」を選択
2 マイナンバーカードを挿入
3 暗証番号を入力
4 必要な戸籍の種類と枚数を選択
内容を確認し、手数料を支払う
戸籍が印刷される
利用可能な時間と場所
コンビニでの戸籍取得サービスは、多くの場合、以下の時間と場所で利用可能です:
時間: 6:30〜23:00(土日祝日も利用可能)
場所: 全国のセブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ(一部店舗を除く)
ただし、自治体によって利用可能な時間や場所が異なる場合があります。
サービス導入自治体の確認方法
お住まいの自治体がこのサービスを導入しているかは、総務省の「コンビニ交付サービス」のウェブサイトで確認できます。
引用:総務省 コンビニ交付サービス
3.戸籍証明書を取得する場合、住所と本籍地が異なる場合は手続きが必要です
コンビニのキオスク端末かインターネット申し込みで利用申し込みができます。
詳細は、コンビニ交付 https://www.lg-waps.go.jp/01-06.htmlに図解で手順を説明していますのでご覧くださればわかると思います。
今後もっと取得可能な書類の種類が増えるとおもう
これまで、窓口に行かなければ取得できなかった戸籍謄本、抄本が取得できると大変便利になりました。戸籍謄本、抄本は意外と使うんですよね。
行政は、マイナンバーカードの普及を進め、コンビニでの交付やデジタル手続きを通じて窓口や各自治体の負担を軽減し、将来の人口減少社会に備えることを目指しているようです。今後もコンビニ交付やインターネットを利用した許認可申請が増加することが予想されます。利用者には便利になり、行政の負担も減ってついでに税金が減ると僕は嬉しいけど
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